1. 適用範囲: 本適用範囲は金属皮膜精密抵抗器 (RP) に適します |
2. 使用温度範囲: -65℃ ~ +175℃ |
3. 型別: |
弊社の金属皮膜精密抵抗器 (RP) は二種類に分けられています:
一、一般品 (RPU) |
二、小型品 (RPS) |
≦1/2W: 薄青色塗料塗料で塗布します。
S1/2W: 濃青色塗料で塗布します。
≧1W: 一般品は灰色塗料で塗布します。 |
小型品はピンク色塗料で塗布します。 |
4. 表記と説明: |
弊社の金属皮膜精密抵抗器は二種類に分けられています:
耐熱インク印刷表示とカラーコード表示です。 |
≧1Wは耐熱インク印刷表示 (図二)、ほかはカラーコード表示です (図一)。 |
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(圖一)
±1% |
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図二
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説明: |
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第1
カラーコード (有効数字) |
第2
カラーコード (有効数字) |
第3
カラーコード
(乗数) |
第4
カラーコード (允許誤差率) |
第5
カラーコード (允許誤差率) |
黑 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|
茶 |
1 |
1 |
1 |
10 |
±1%(F) |
赤 |
2 |
2 |
2 |
100 |
±2%(G) |
橙 |
3 |
3 |
3 |
1000 |
. |
黃 |
4 |
4 |
4 |
10000 |
|
綠 |
5 |
5 |
5 |
100000 |
±0.5%(D) |
青 |
6 |
6 |
6 |
1000000 |
±0.25%(C) |
紫 |
7 |
7 |
7 |
10000000 |
±0.1%(B) |
灰 |
8 |
8 |
8 |
. |
±0.05%(A) |
白 |
9 |
9 |
9 |
. |
. |
金 |
. |
. |
. |
0.1 |
±5%(J) |
銀 |
. |
. |
. |
0.01 |
±10%(K) | |
|
※許容変化値:下記の許容差(Tolerance)は測定基準です。
記号 |
許容差 |
長期測定後許容変化値 |
短期測定後許容変化値 |
A |
.0.05% |
.±(0.05%+0.01Ω) |
±(0.01%+0.01Ω) |
B |
.0.10% |
.±(0.10%+0.01Ω) |
±(0.02%+0.01Ω) |
C |
0.25% |
.±(0.25%+0.05Ω) |
±(0.05%+0.01Ω) |
D |
0.50% |
±(0.5%+0.05Ω) |
±(0.1%+0.01Ω) |
F |
1% |
.±(1%+0.1Ω) |
±(0.25%+0.05Ω) |
G |
2% |
±(2%+0.1Ω) |
±(0.5%+0.05Ω) |
H |
3% |
±(3%+0.1Ω) |
±(0.5%+0.05Ω) |
J |
5% |
.±(5%+0.1Ω) |
±(1%+0.05Ω) |
K |
10% |
±(10%+0.5Ω) |
±(2%+0.1Ω) | |
*長期測定後許容変化値:負荷寿命測定&耐湿負荷寿命測定&断続過負荷測定。 |
*短期測定後許容変化値:以上 3項目以外、短期測定に属します。 |
|
5. 外形寸法、電圧、抵抗値範囲:表一 |
型別 |
定格電力
W |
抵抗値
範囲
(< ±1%)
Ω |
最高
使用電圧
V |
最高
過負荷
電圧
V |
|
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|
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|
標準品 |
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|
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|
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|
標準品 |
|
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|
|
|
|
|
小型品 |
|
|
|
|
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|
標準品 |
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|
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|
|
|
|
|
小型品 |
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|
|
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|
|
|
|
標準品 |
|
|
|
|
|
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特殊品 |
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| |
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6. 塗裝 |
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6.1 抵抗器本体に不燃塗料を塗布します。 |
6.2 塗料を本体から最大 0.5 mm までの端子線に塗布します。特殊品は 1.5 mm まで。 |
6.3 本体の未塗布部分は、最大本体直径 1/2 まで、1/2D で表します。 |
6.4 6-2 の塗装あるいは 6-3 の場合は合格範囲内に即します。 |
|
7. 電気性能 (JIS C 5201-1) |
7.1 定格電力 |
定格電力は周囲温度 70℃以下の場合に部品が継続的に作動できる最大電力値、周囲温 |
度は 70℃を超えると、定格電力は以下の負荷軽減曲線図表に即します。 |
|
|
7.2 定格電圧 |
抵抗器の定格直流電圧連続作動電圧あるい RMS 直流連続作動電圧以下の公式で計算でき |
ます。もし計算後の電圧値図表一の最高使用電圧を超えたら、最高使用電圧に即して定格 |
電圧として使用します。 |
P: 定格電力(W)
R: 抵抗値(Ω) E: 定格電圧(V) |
|
7.3 絶縁抵抗 |
機材設備 : 絶縁抵抗測定器 |
抵抗器本体をアルミ箔で包んで、アルミ箔の長さは本体より短い。本体とアルミ箔は陰(陽) |
極、端子線は陽(陰)極、500V で絶縁抵抗測定器で測定します。絶縁抵抗は1000MΩ以上 |
は必要。 |
|
7.4 耐電圧 |
機材設備: 耐電圧測定器 |
抵抗器本体をアルミ箔で包んで、アルミ箔の長さは本体より短い。本体とアルミ箔は陰(陽)極、 |
端子線は陽(陰)極、下記の表の電圧で一分間通電します。反射光、燃焼現象、本体破裂などは |
不可。 |
定格電圧 |
1/8W |
1/6W |
S1/4W |
1/4W |
S1/2W |
1/2W |
1.5W |
耐電圧 |
300V |
300V |
300V |
500V |
500V |
500V |
500V | |
|
7.5 短時間過負荷 |
機材設備: S.O.L. 測定装置 |
抵抗器の両側に 2.5 倍の定格電圧で通電します。計算された電圧は下記の表の範囲外の場合、下記の |
表に即します。5秒内に通電し続きます。完了後室温で 30分間以上放置し抵抗値を再測定。 |
測定前抵抗値と比べ、許容変化値は: ±(1%+0.05Ω)。
|
定格電圧 |
1/8W |
1/6W |
S1/4W |
1/4W |
S1/2W |
1/2W |
1.5W |
最高電圧 |
400V |
400V |
400V |
500V |
500V |
700V |
1000V | |
|
7.6 断続過負荷 (公称抵抗値 100Ω 以上適用) |
機材設備: 断続過負荷測定装置 |
抵抗器を実験プレートに平らに置け、Y 倍の定格電圧で通電します。1 秒通電、25
秒通電なしで繰り |
返します。回後、室温で 30 分間以上放置し、抵抗値を再測定し、測定前抵抗値と比べ、標準
品許容変化値は ±(1%+0.05Ω)です。使用電圧上限は下記の表に即します。 |
定格電圧 |
1/8W |
1/6W |
S1/4W |
1/4W |
S1/2W |
1/2W |
1.5W |
最高電圧 |
400V |
400V |
400V |
500V |
500V |
700V |
1000V |
倍率 Y |
3 |
3 |
3 |
3 |
3 |
3 |
3 | |
|
8. 環境測定 (JIS C 5201-1) |
8.1 負荷寿命 |
機材設備:高温槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、70±2℃に設定された恒温槽に放置し、定格直流電圧で 90分通電し |
、30 分間は通電なしで繰り返します。時間に繰り返し、240、480、720、1,000 時間の
時点で測定します。測定前は室温で30 分間放置します。抵抗値を再測定、測定前抵抗値と比べ、各
段階の測定許容変化値は ±(1%+0.05Ω)、外観は変化なしで表示も読みやすくしなければいけません。 |
|
8.2 耐湿性 |
機材設備: 恒温度・湿度槽 |
抵抗器を実験プレートに置け、温度 40±2℃、相対湿度 90~95% に設定された恒温度・湿度槽に |
240±4 時間放置し、取出してから室温で 1~4 時間放置します。抵抗値を再測定、測定前抵抗値と
比べ、再測定の許容変化値は ±(0.25+0.05Ω)、外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけ ません。 |
|
8.3 耐湿負荷 |
機材設備: 恒温度・湿度槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、温度 40±2℃、相対湿度 90~95% に設定された恒温度・湿度 |
槽に放置し、槽内で発生したしずくは試験品に落ちないように注意します。定格直流電圧で |
90 分間通電し、30 分間は通電停止で繰り返します。
時間で継続し取出してからまた室
温で 1 時間放置します。抵抗値を再測定、測定前抵抗値と比べ、許容変化値は ±(1%+0.05Ω)、
外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけません。 |
|
8.4 耐熱性 |
機材設備 : 高温槽 |
抵抗器を 200℃に設定された高温槽に 2 時間放置します。取り出してから室温で 1 時間放置します。 |
抵抗値を再測定し、測定前抵抗値と比べ、許容変化値は ±(0.25%+0.05Ω)、外観は異常なしで表示も
読みやすくしなければいけません。 |
|
8.5 温度係数 |
機材設備 : 高温槽 |
室温で抵抗値を測定し、その後また室温+100℃ の高温槽中で 30~45 分測定します。測定前抵抗値と 比べ、以下の公式で計算します。許容変化値は ±100PPM/℃ (1.5W:50 ±50PPM/℃) |
|
R =測定中温度抵抗値 T =測定中温度 Ro=室温抵抗値 To =室温 |
|
8.6 温度循環 |
機材設備 : 高温槽、低温槽 |
抵抗器を -25℃の低温槽に 30 分間に置け、取り出して室温で 30分間に放置し、また +85℃の |
高温槽に置けます。30 分間後取り出し、室温で 30 分間放置します。以上は一周で5回繰り返し
、その後また室温で90分放置します。抵抗値を再測定し、測定前抵抗値と比べ、許容変化値は
±(0.25%+0.05Ω)。外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけません。 |
|
8.7 低温保存 |
機材設備 : 低温槽 |
まず抵抗器を室温で 30 分間置いて抵抗値を測定してから、低温槽にに 時間に置け、その |
後温度 -25±3℃まで低めて、 時間まで同じ温度を維持します。その後温度を室温まで回復さ |
せ、取り出して室温で 1~2 時間に放置し、再測定します。抵抗値を再測定し、測定前抵抗値と比
べ、許容測定値は ±(0.25%+0.05Ω) です。外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけませ
ん。(測定中にはしずくが発生する場合はすぐ除去) |
|
9. 機械性能 |
9.1 はんだ耐熱 |
機材設備: 溶融はんだ槽 |
まず抵抗値を測定し、抵抗器から 4±0.8mm 以下の端子線部分を 260±5℃ (ウェーブはんだ)/
350±10℃ (手付けはんだ) の液体すずに 10±1秒/3.5±0.5 秒間に浸漬し、取り出して室温で最
少 1 時間に放置し、抵抗値を再測定し、測定前抵抗値と比 べ、測定許容値は ±(0.25%+0.05Ω)。
|
|
9.2 はんだ付性 |
機材設備: 溶融はんだ槽 |
溶融はんだ槽に抵抗器から 4±0.8mm
以下の端子線部分を 5~10 秒間に融剤に浸漬し、取り出し |
てから 245±5
℃の液体すずに 5±0.5 秒間に浸漬します。端子線に液体すずに浸漬された面積は |
95%以上 (目測で判断)。液体すずの成分はスペキュラム合金 (すず 99.7%、銅 0.3%) です。
|
9.3 端子線強度 9.3.1 糸引き測定 |
抵抗器を固定し、端子線 (0.45φ) を 30 秒間に 0.5kg、1.0kg (0.55、0.6φ)
でゆっくり引きます。 |
端子線は断裂や脱落の場合は不可。抵抗値の測定変化値は:±(0.25%+0.05Ω)です。 |
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9.3 端子線強度 9.3.2 軸力測定 |
機材設備: 軸力ねじり測定機 |
抵抗器から 6.4mm
離れている箇所に、図表 (a) に即し、端子線を 90° に折り、曲率半徑 |
0.75mm~0.80mm まで、曲折箇所から1.2±0.4mm のところに固定器を固定します。また360° |
回転できる固定器を図表(b)に即して組み合わせ、抵抗器を360°回転させます。また360°逆転 |
させます。360°の回転 5 秒間かかります。0.60φ 端子線は1.5周、0.55φ、0.45φ 端子線1周回転させ |
ます。端子線は断裂や脱落の場合は不可。抵抗値の測定変化値は ±(0.25%+0.05Ω)。 |
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