| 1. 適用範囲： 本適用範囲は高圧誘導抵抗器 (RMC) に適します |
| 2. 使用溫度範圍：-55℃ ～ +155℃ |
| 3. 表記と説明： |
弊社の高圧誘導抵抗器表記は二種類：
耐熱インク印刷表記とカラーコード表記 |
| 原則的に不燃性ピンク塗料で塗布します。 |
| (1/2W 、1W、2W 、S1W、S2W、S3W) |
| 青色樹脂塗料塗裝 (1/6W、1/4W)。 |
| ピンク樹脂塗料塗裝 (S1/4W、S1/2W) |
| 耐熱インク印刷表記---->1/2W、1W、2W、S1W、S2W、S3W (図一) |
| カラーコード表示------->1/6W、 S1/4W、1/4W、S1/2W (図二) |
 
|
(↑) (↑)
許容誤差率 許容誤差率
定格電力 定格電力
高圧誘導コード
(一般品) 高圧誘導コード
(小型品)
公称抵抗値 公称抵抗値
製作日 製作日
製作月 製作月
製作年 製作年
メーカーコード メーカーコード
|
| ±5表示法 ±1表示法 |
| 説明： |
|
5%
カラーコード表示 |
第1
カラーコード
(有効数字) |
第2
カラーコード
(有効数字) |
|
第3
カラーコード
(乗数) |
第4
カラーコード
(許容誤差率) |
|
黑 |
0 |
0 |
0 |
1 |
. |
|
茶 |
1 |
1 |
1 |
10 |
±1% |
|
赤 |
2 |
2 |
2 |
100 |
±2% |
|
橙 |
3 |
3 |
3 |
1000 |
. |
|
黃 |
4 |
4 |
4 |
10000 |
. |
|
綠 |
5 |
5 |
5 |
100000 |
±0.5% |
|
青 |
6 |
6 |
6 |
1000000 |
±0.25% |
|
紫 |
7 |
7 |
7 |
10000000 |
±0.1% |
|
灰 |
8 |
8 |
8 |
. |
±0.05% |
|
白 |
9 |
9 |
9 |
. |
. |
|
金 |
. |
. |
. |
0.1 |
±5% |
|
銀 |
. |
. |
. |
0.01 |
±10% | |
|
※
許容変化値：下記の許容差（Tolerance）は測定基準です |
|
記号 |
許容差 |
長期測定後許容変化値 |
短期測定後許容変化値 |
|
Ａ |
.0.05% |
.±(0.05%+0.01Ω) |
±(0.01%+0.01Ω) |
|
Ｂ |
.0.10% |
.±(0.10%+0.01Ω) |
±(0.02%+0.01Ω) |
|
Ｃ |
0.25% |
.±(0.25%+0.05Ω) |
±(0.05%+0.01Ω) |
|
Ｄ |
0.50% |
±(0.5%+0.05Ω) |
±(0.1%+0.01Ω) |
|
Ｆ |
1% |
.±(1%+0.1Ω) |
±(0.25%+0.05Ω) |
|
Ｇ |
2% |
±(2%+0.1Ω) |
±(0.5%+0.05Ω) |
|
Ｈ |
3% |
±(3%+0.1Ω) |
±(0.5%+0.05Ω) |
|
Ｊ |
5% |
.±(5%+0.1Ω) |
±(1%+0.05Ω) |
|
Ｋ |
10% |
±(10%+0.5Ω) |
±(2%+0.1Ω) | |
| ＊長期測定後許容変化値：負荷寿命測定 ＆ 耐湿負荷寿命測定 ＆ 断続過負荷測定 |
| ＊短期測定後許容変化値：以上 3 項目以外、短期測定に属します |
| |
| 4. 外形寸法、電圧、抵抗値範囲 : 表一 |
|
定格電力
(W) |
抵抗値範囲 (Ω) |
最高使用電圧
(V) |
 2 |
|
L |
D φ |
ι |
d φ |
|
1/6、S1/4 |
|
300 |
3.3 ±0.3 |
1.8±0.2 |
28±2 |
0.45±0.05 |
|
1/4、S1/2 |
|
1600 |
6±0.3 |
2.4±0.1 |
28±2 |
0.6±0.05 |
|
1/1、S1 |
|
3500 |
9±0.5 |
3.3±0.5 |
30±3 |
0.6±0.05 |
|
1、S2 |
|
7000
|
|
4.5±0.5 |
38±3 |
0.8±0.05 |
|
2、S3 |
|
|
|
5.5±0.5 |
38±3 |
0.8±0.05 |
|
H1 |
10Ω～<100M |
10000 |
|
5.5±0.5 |
38±3 |
0.8±0.05 | |
| |
| 5. 塗裝 |
 |
| 5.1 塗料を本体から最大 1mm までの端子線に塗布します。 |
| 5.2 本体の未塗布部分は、最大本体直径1/2まで、1/2Dで表します。 |
| 5.3 5-1の塗装や 5-2の場合は合格範囲内に即します。 |
| |
| 6. 電気性能
(JIS C 5201-1) |
| 6.1 定格電力 |
定格電力は周囲温度 70℃ 以下の場合に部品が継続的に作動できる最大電力値です、周囲温度は
70℃
を超えると、定格電力は以下の負荷軽減曲線図表に即します。 |
 |
| 6.2 定格電圧 |
抵抗器の定格直流電圧連続作動電圧あるいは RMS
直流連続作動電圧以下の公式で計算できます。
もし計算後の電圧値図表一の最高使用電圧を超えた最高使用電圧に即して、定格電圧として使用
します。 |
 P: 定格電力(W)
R：抵抗値(Ω) E：定格電圧(V) |
| |
| 6.3 絶縁抵抗 |
| 機材設備: 絶縁抵抗測定器 |
抵抗器本体をアルミ箔で包んで、アルミ箔の長さは本体より短い。本体とアルミ箔は陰（陽）極、
端子線は陽（陰）極、500V
で絶縁抵抗測定器で測定します。絶縁抵抗は 1000MΩ 以上は必要。 |
| |
| 6.4 耐電壓 |
| 機材設備: 耐電圧測定器 |
抵抗器本体をアルミ箔で包んで、アルミ箔の長さは本体より短い。本体とアルミ箔は陰（陽）極、
リード 線は陽（陰）極、電圧以下の図表に即して
1 分間通電します。反射光、燃焼現象、本体破
裂などは不可。 |
|
定格電力 (W) |
1/6、S1/4 |
1/4、1/2、1、2、S1/2、S1、S2、S3 |
|
耐電圧 (V) |
300V |
700V | |
| |
| 6.5 短時間過負荷 |
| 儀器設備: S.O.L.試驗裝置 |
抵抗器の両側に 2.5倍の定格電圧で通電します、電圧は (表二)
の範囲を超えると表二の電圧を基準にし
て 5秒間通電します。その後室温で
30分以上放置してから抵抗値再測定します。許容変化値は
(表一)
を基準にします。電圧上限は下記の表に即します。
|
W |
1/6、S1/4、S1/2、S1、S2、S3、1/4、1/2、1、2 |
|
許容変化値 |
±(1%+0.05Ω) |
|
| (表一) |
|
W |
S1/4 |
1/6 |
S1/2 |
1/4 |
S1、S2 |
1/2、1 |
2、S3、H1 |
|
上限電圧(V) |
500 |
500 |
1600 |
1600 |
3500 |
7,000 |
10,000 | | (表二)
|
| 6.6 断続過負荷 |
| 機材設備：断続過負荷測定装置 |
抵抗器を 55±2℃、相対湿度 90～95% に設定された恒温槽に入れ、24±4
時間後に取り出し、室温で
30 分後に抵抗値を測定します。そしてすべての抵抗器を 50mm
以上の距離おいて平らに置け、3 倍
定格電圧で 1秒間通電、25秒間通電停止で 回で繰り返します。その後室温で
30分以上
放置し、抵抗値を再測定します。許容変化値は ±(1%+0.1Ω)
です。電圧上限は下記の表に即します。 |
|
定格電力W |
1/6、S1/4 |
1/4、1/2、1、2、S1/2、S1、S2、S3 |
|
電圧 |
1000V |
1500V | |
| |
| 6.7 脈波測定 |
| 機材設備: 脈波測定器 |
抵抗器を測定器に置け(下の図)、DC電圧：<100KΩ ：5KV；≧100KΩ：10KV の電圧で通電し、
0.001μF コンデンサーを使って充電し、5
秒間一回で2.5 秒通電し、2.5 秒通電無しで連続充放電 50 回
行い、室温で
30分で放置して抵抗値を再測定します。許容変化値は ±20%
です。外観は変化なしで表
示も読みやすくしなければいけません。測定時にも発火現象も不可。
|
 - |
| |
| 7. 環境測定 (JIS C5201-1) |
| 7.1 負荷寿命 |
| 機材設備: 高温槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、70±3℃に設定された恒温槽に放置し、定格直流電圧で 90分通電し、
30
分は通電なしで繰り返します。 小時内に繰り返し、240、480、720、1,000 時間の時点で
測定します。測定前は室温で
30分放置します。各段階の測定は、許容変化値は
±(1.5%+0.05Ω)、外観
は変化なしで表示も読みやすくしなければいけません。 |
| |
| 7.2 耐湿性 |
| 機材設備: 恒温度・湿度槽 |
抵抗器を実験プレートに置け、温度40±2℃、相対湿度90～95%に設定された恒温度・湿度槽に
240±4 時間放置し、取出してから室温で 1～4 時間放置します。
再測定の許容変化値は
±(1%+0.05Ω)、外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけません。
|
| 7.3 耐湿負荷 |
| 機材設備: 恒温度・湿度槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、温度 40±2℃、相対湿度 90～95%
に設定された恒温度・湿度槽に放置し
、槽内で発生したしずくは試験品に落ちないように注意します。定格直流電圧で
90分間通電し、30分
間は通電停止で繰り返します。時間で継続し、240、1,000 時間の時点で測定し、取出してまた
室温で 1
時間放置します。再測定の許容変化値は ±(5%+0.1Ω)、外観は異常なしで表示
も読みやすくし
なければいけません。 |
| |
| 7.4 温度係数 |
| 機材設備: 高温槽 |
室温で抵抗値を測定し、その後また室温+100℃ の高温槽中で 30～45
分測定します。
以下の公式で計算します:
許容変化値は
<100K±300 PPM/℃
≧100K±200 PPM/℃
<1K+500 PPM/℃ |
 |
| R =測定中温度抵抗値 T =測定中温度 Ro
=室温抵抗値 To =室温 |
| |
| 7.5 温度循環 |
| 機材設備: 高温槽、低温槽 |
抵抗器を -25℃ の低温槽に
30分間に置け、取り出して室温で30分間に放置し、また+85℃の高温槽に30分
間置け、取り出して室温で30分間に放置します。以上は一周で
5 回繰り返し、その後また室温で 90分放
置します。許容変化値は
±(1%+0.05Ω)、外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけません。
|
| |
| 7.6 低温保存 |
| 機材設備: 低温槽 |
抵抗器を室温で 30 分以上を放置し、抵抗値を測定します。-25±3℃ の低温槽 で時間に置けます。低
温槽を室温まで回復させ、取り出してから室温で 1～2 時間放置します。抵抗値再測定します。
測定許容値は ±(1%
+0.05Ω)，外観は異常なしで表示も読みやすくしなければいけません
(測定中に抵抗器 表面にしずくは発生したらすぐ除去)。 |
| |
| 8. 機械性能 |
| 8.1 はんだ耐熱 |
| 機材設備: 溶融はんだ槽 |
先に抵抗値を測定し、溶融はんだ槽に抵抗器から 4±0.8mm までので端子線部分を 10±1
秒間
(ウェーブはんだ) に
260±5℃／350±10℃ (手付はんだ) の液体すずにに浸漬します。室温で最少 1
時
間に放置します。測定抵抗値の許容変化量は ±(1%+0.05Ω)。 |
| |
| 8.2 はんだ付性 |
| 機材設備: 溶融はんだ槽 |
溶融はんだ槽に抵抗器から 4±0.8mm 以下の端子線部分を 5～10
秒間に融剤に浸漬し、取り出してから
245±5 ℃の液体すずに 2±0.5
秒間に浸漬します。端子線に液体すずに浸漬された面積は 95％ 以上 (目測で 判断)。液体すずの成分はスペキュラム合金（すず
99.7％、銅 0.3％）です。
|
| |
| 8.3 端子線強度 8.3.1糸引き測定 |
| 機材設備: 重量ケージ |
抵抗器を固定し、端子線 (0.45φ) を30 秒間に 0.5kg、1. 0kg (0.6φ)
、2.5kg (0.8φ)でゆっくり引きます。
端子線は断裂や脱落の場合は不可。抵抗値の測定変化値は：
±(0.5%+0.05Ω) です。 |
| |
| 8.3 端子線強度 8.3.2軸力測定 |
| 機材設備: 軸力ねじり試験機 |
抵抗器から 6.4mm からの箇所に、図表 (a) に即し、端子線を 90° に折り、曲率半徑
0.75mm～0.80mm
まで、曲折箇所から 1.2±0.4mm のところに固定器を固定します。その後また
360° 回転できる固定器を
図表 (b) に即して組み合わせ、抵抗器を 360° 回転します。また 360°
逆転します。360°の回転 5 秒間かか
ります。0.45φ 端子線は1周、0.60φ 端子線1.5周、0.80φ
端子線3周回転します。端子線は断裂や脱落の
場合は不可、抵抗値の測定変化値は
±(0.5%+0.05Ω)。 |
| |
  |
| |
