1. 適用範囲:本適用範囲は塗装絶縁形0Ω抵抗器 (RZ) に適します |
2. 使用温度範囲: -55℃ ~ +155℃ |
3. 型別: |
弊社の塗装絶縁形 0Ω 抵抗器三種類あります:
一、塗装絶縁型 0Ω 抵抗器 (RZU)
二、絶縁樹脂型 0Ω 抵抗器 (RZY)
三、鉄芯型 0Ω 抵抗器 (RZT)。
塗装絶縁型 0Ω 抵抗器は灰色不燃性塗料で塗装、
絶縁樹脂型 0Ω 抵抗器はカーキ色エポキシ樹脂塗料で塗装、
鉄芯型 0Ω 抵抗器は塗装なし。 |
4. 表示と説明: |
弊社の塗装絶縁形 0Ω 抵抗器の表示は二種類あります:
耐熱インク印刷表示とカラーコード表示、鉄芯型 0Ω 抵抗器は表示なし。 |
耐熱インク印刷表示----> 1/2W (図一) |
カラーコード表示-------> 1/8W、1/6W、1/4W (図二) |
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5. 外形寸法、電圧、抵抗値範囲: 表一 |
型別 |
定格電力
(W) |
抵抗値
(Ω)
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2 |
L |
D φ |
ι |
d φ |
RZU |
1/6 |
20mΩ以下 |
1.5A |
3.3±0.3 |
1.8±0.3 |
28±2 |
0.45±0.05 |
1/4 |
20mΩ以下 |
2.5A |
6.0±0.3 |
2.4±0.1 |
28±2 |
0.60±0.05 |
1/2 |
20mΩ以下 |
2.5A |
9.0±0.5 |
3.0±0.5 |
30±3 |
0.60±0.05 |
RZY |
1/6 |
20mΩ以下 |
3A |
3.3±0.3 |
1.8±0.3 |
28±2 |
0.45±0.05 |
1/4 |
20mΩ以下 |
5A |
6.0±0.3 |
2.4±0.1 |
28±2 |
0.60±0.05 |
型別 |
定格電力
(W)
|
抵抗値
(Ω)
|
|
2 |
L |
D φ |
ι |
d φ |
RZT |
1/8 |
5mΩ以下 |
10A |
3.0±0.3 |
1.55±0.5 |
28±2 |
0.45±0.05 |
1/6 |
5mΩ以下 |
10A |
3.0±0.3 |
1.55±0.5 |
28±2 |
0.45±0.05 |
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6. 塗裝 |
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6.1 抵抗器本体に不燃性塗料を塗布します。 |
6.2 塗料を本体から最大 1.5 mm までの端子線に塗布します。 |
6.3 本体の未塗布部分は、最大本体直径 1/2まで、1/2D で表します。 |
6.4 6-2 の塗装や 6-3 の塗装の場合は合格範囲内に即します。 |
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7. 電氣性能 |
7.1 定格電力 |
定格電力は周囲温度 70℃以下の場合に部品が継続的に作動できる最大電力値、周囲温度は 70℃を |
超えると、定格電力は以下の負荷軽減曲線図表に即します。 |
(RZU) (RZY) (RZT)
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7.2 耐電圧 |
機材設備: 耐電圧測定器 |
抵抗器本体をアルミ箔で包んで、アルミ箔の長さは本体より短い。 |
本体とアルミ箔は陰 (陽) 極、端子線は陽 (陰) 極、電圧以下の図表に即して1分間通電します。 |
反射光、燃焼現象、本体破裂などは不可。 |
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W |
1/6W |
1/4W |
1/2W |
電圧 |
300V |
500V |
500V | |
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8. 環境測定 |
8.1 負荷寿命 |
機材設備:高温槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、70±3℃に設定された恒温槽に放置し、定格直流電圧(表一)で |
90分間通電し、30分間は通電なしで繰り返します。 小時内に繰り返し、240、480 |
、720、1,000 時間の時点で測定します。測定前は室温で 30 分間放置します。 |
抵抗値を再測定、測定前抵抗値と比べます。各段階の測定標準は(表一参照)。外観は変化なし
で表示も読みやすくしなければいけません。 |
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8.2 耐湿負荷 |
材設備: 恒温度・湿度槽、直流電源サプライ |
抵抗器を実験プレートに置け、温度 40±2℃、相対湿度 90~95% に設定された恒温度・湿度槽に |
放置し、槽内で発生したしずくは試験品に落ちないように注意します。定格直流電圧 (表一) で90 |
分間通電し、30分間は通電停止で繰り返します。 時間で継続し、240、1,000 時間の時点 |
で測定し、取出してまた室温で 1 時間放置します。 |
抵抗値を再測定、測定前抵抗値と比べます。再測定の測定基準は(表一参照)。外観は異常なしで表示 |
も読みやすくしなければいけません。 |
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8.3 温度循環 |
機材設備 : 高温槽、低温槽 |
抵抗器を -55℃の低温槽に 30分間に置け、取り出して室温で 2~3 分間に放置し、また +85℃ |
の高温槽に置け、30分間後に出してから、室温で 2~3 分間に放置します。以上は一周で 5 回
繰り返し、その後また室温で 90 分間放置します。再測定抵抗値判定標準は (表一参照)。外観は
異常なしで表示も読みやすくしなければいけません。
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9. 機械性能 |
9.1 はんだ耐熱 |
機材設備: 溶融はんだ槽 |
まず抵抗値を測定し、溶融はんだ槽に抵抗器から 4±0.8mm 以下の端子線部分を5~10 秒間に |
融剤に浸漬し、取り出してから 350±10℃の液体すずに 3.5±0.5 秒間に浸漬します。室温で最少 |
1 時間に放置し、再測定抵抗値判定標準は (表一参照)。 |
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9.2 はんだ付性 |
機材設備: 溶融はんだ槽 |
溶融はんだ槽に抵抗器から 4±0.8mm 以下の端子線部分を 5~10 秒間に融剤に浸漬し、取り出し |
てから 245±5 ℃の液体すずに 5±0.5 秒間に浸漬します。端子線に液体すずに浸漬された面積は 95% |
以上 (目測で判断)。 |
液体すずの成分はスペキュラム合金 (すず 99.7%、銅 0.3%)です。 |
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9.3 端子線強度 9.3.1 糸引き測定 |
機材設備 : 重量ケージ |
抵抗器を固定し、端子線を30秒間に1kg (0.6φ) 、0.5kg (0.45φ)でゆっくり引きます。 端子線は断裂 |
脱落の場合は不可。再測定抵抗値判定標準は (表一参照)。 |
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9.3 端子線強度 9.3.2 軸力測定 |
機材設備: 軸力ねじり試験機 |
抵抗器から 6.4mm 離れている箇所に、図表 (a) に即し、端子線を 90° に折り、曲率半徑 |
0.75mm~0.80mm まで、曲折箇所から 1.2±0.4mm のところに固定器を固定します。その後また |
360° 回転できる固定器を図表 (b) に即して組み合わせ、抵抗器を 360° 回転します。また 360° |
逆転します。360°の回転 5 秒間かかります。0.60φ 端子線は 1.5 周、0.45φ 端子線 1 周回転します。 |
端子線は断裂や脱落の場合は不可。再測定抵抗値標準は(表一参照)。 |
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